1、2時間目に6年生の各クラスの児童を対象に、いじめ防止出前授業がありました。

 この授業では弁護士さんが学校に来てくださり、弁護士の仕事とは人権を守る仕事であること。

 いじめ防止対策推進法に基づいて、『相手の身体や心を傷つける行為は、悪意の有無に関わらずいじめとみなされること。』を子どもたちに説いていただきました。

 いじめをされた人の気持ちや、過去の悲しい事件を基に、「人の心はコップのようなもの。最後の1滴の冷たい水でコップが溢れると、人は死に至ることもあります。コップは目に見えるけれど、人の心は目では見ることはできません。人の心のコップに冷たい水をためていく人になるのではなく、たまった水を抜いてあげられる人になってください。」という言葉に、子どもたちも真剣に聞き入っていました。

 また、最後にいじめを受けていた人の書かれた絵本を読んでいただきました。

 今日の1時間を子どもたちがこの先も、しっかり胸に刻み成長していってくれることを心より期待しています。

 弁護士の先生、子どもたちの胸に響く大変貴重な授業を、本当にありがとうございました。