4年生 「スマイル&サンキュー 10歳のありがとう」 2月22日(木)

延期していた学習発表会をしました。子どもたちは、大変楽しみにしていました。テーマは、「スマイル&サンキュー」です。みんなが笑顔になれる、そんな発表会をめざして、一生懸命に取り組んできました。最初は、リコーダー演奏「道」そして、合奏は、リトル・マーメイドから「アンダー・ザ・シー」でした。どちらも、やさしい感じの曲です。音楽の先生から、「ここでいつも速くなるよ!」と注意されていたところに気をつけて、美しい音色を響かせていました。

   

この後、劇「ほほえみとうげのトッケビ」をしました。「ほほえみとうげ」で笑ってしまうと、3年きりしか生きられません。そんな怖い峠に、いたずら好きのトッケビが、道行く人を笑わせていくのです。思わず笑ってしまった人は、さあ、たいへんです。3年きりしか生きられないと、とても心配になり困り果ててしまいます。はてさて。この結末は……。そうです。韓国の昔話をもとにしたお話です。トッケビのいたずらがとてもおもしろくて、見ていていつも笑ってしまいました。

    

一度笑うと3年きりしか生きられませんが、二度笑うと、2×3で6年生きられます。ということは、笑えば笑うほど長生きするわけです。笑うことは、とても大切なことなのですね。4年生の子どもたちは、そんな1年間だったようです。劇を見ていると、とても楽しそうで、みんなニコニコの表情でした。テーマの「スマイル」にぴったりな劇でした。劇の後は、メッセージ「10才のありがとう」そして、合唱「10才をむかえる日に」です。「みなさん。ハンカチの用意は大丈夫ですか。」のアナウンスが入ります。

        

少しずつ大きくなるたびに、喜んでくれたことがうれしくて。今、10才になりました。こんなに大きくなりました。まだまだこれからも……。そんな気持ちを、メッセージと歌にこめました。そして、おうちの人にお手紙をわたしました。照れくさそうに渡していましたが、おうちの方はしっかりと受け取ってくださいました。大事に読まれている姿が印象的でした。テーマの「サンキュー」の時間でした。発表会の後は、親子交流会で、ドッジボールをしました。ボールが3球。大いに笑った交流会でした。おかげさまで、子どもたちにとっても心に残る発表会になりました。ありがとうございました。